なぜ僕はお米をつくるのだろう?(10)

リンゴガイ農法2


2012年に始めた米作りも2019年で8回目を迎える。除草剤を使わない米づくりを志した僕は、宗像で米農家を営む福島光志さんからリンゴガイに草取りをさせる具体的方法のヒントをいくつか貰った。

福島光志さんの『田植から分けつ期までの水管理』の実際
1.田植え後水を落とし
2.床に雑草の芽が見え始めたら
3.稲苗が水で覆われる位に水を張る(凸凹の床が水で覆われる)
( 一昼夜ほどで床の雑草を食べ尽くしたリンゴガイが稲苗に登り葉を食べ始める)
4.稲苗葉の切片が水面に浮いてきたら
5.一気に落水し床を露出させ、リンゴガイを休眠させる
2.〜5.を数回繰り返すと硬くなった稲苗をリンゴガイは食べなくなる。

2019年、初めて雑草に悩まされた
除草剤を使った慣行栽培から除草剤を使わないリンゴガイ農法まで7年ほど、ほ場の雑草もなんとかなった。
しかし、2019年の低温・空梅雨・日照不足は、リンゴガイの活動が不活発で、1/3のほ場が雑草に覆われた。

2019年の除草
1.1条のアイガモンで除草したが縦・横の作業に時間がかる
2.オータケ中耕除草機で縦方向の除草するたびに、ドラム損傷、交換2回、リベットをボルトにクボタで修理。ドラム固定をボルト止めに変更修理後に問題解決
3.畑のシェーバーで水を落とした田の草刈りを行う。中干し時期の除草に有効。
4.中干し後に水を張った田ではオータケ中耕除草機で縦横除草

水張りができている場所には雑草がないが、水張り不足の場所は雑草が繁茂。>>溝切り〜中干し期まで十分な水張り、中干し後間断かん水、水位を十分に確保する。

リンゴガイ農法の大農家との出会い

2019年7月末に宗像市大井の山田さんを訪ねた。クボタの原田さんからオーレック乗用水田除草機のデモに誘われ、山田さんのほ場に出かけた。日を改めて訪問し1時間近く話を聞いた。農作業の中心の中野さんも加わり山田さんの方法をうかがった。
1.肥料はペレット鶏糞200K/反(トラクター散布)、田植え時に側条で「アカトンボ・・?」
2.代かき時にトラクターで.強い雑草を踏み込む
3.水田に苗箱を並べ30日育苗する
 山田さんは田んぼに苗箱を並べ、30日育苗し成苗にしている
4.田植え後水を落とさず水位?を保つ
5.除草作業の目安は?

2020年の米づくりに向けて

1.畔草刈り後、丁寧な畦塗り(適切な水分の見極め)
2.代かきまでに堰と水口の整備
3.強い草をトラクターで踏み込む
4.代かきで水平床をつくる
5.代かき後速やかに田植え(できない時は水を張る)
6.30日苗を移植し、浅水管理
7.田植えから10日後位に、リンゴガイ除草の成否を判断
8.草が出始めた処の除草を行う
9.溝切り・中干まで間断かん水(ないし浅水管理)
10.中干時に畑のシェーバーで除草
11.中干後は浅水管理(必要に応じ中耕除草機で除草)